AGAの原因を知って対策するのと知らないで対策するのは全く違います

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AGAの具体的症状

AGAとは「男性型脱毛症」とよばれるもので、主な症状として「額の生え際が広くなってきた」「頭頂部の髪が薄くなってきた」などに代表される所謂「薄毛」です。

なんとなく「薄くなってきたな」と思う方はセルフチェックをしてみましょう。病院やクリニックでもAGAの診断の際に、医師が見た目で「額の生え際が後退しているかどうか」「前髪と頭頂部の髪の毛が短く、細くなっていないか」などをチェックしています。医師も見た目で診断を行う、ということは症状が理解できてAGAについて少しだけ知識があれば自分自身でもある程度のチェックができるということになります。

セルフチェックのポイントとして

  • 額の生え際が後退しておでこが広くなってきているか
  • 前髪とてっぺんの髪の毛が細く、短くなっていないか
  • 全体的に髪の毛のボリュームが減った感じがする
  • 抜け毛が増えた
  • 髪が細くなった(髪質が変わった)

などの症状が現れた場合、AGAである可能性が考えられます。自分で簡単にセルフチェックできますので、AGAの可能性があるかチェックしてみましょう。いくつか当てはまる人は、AGAの可能性があります。悩んでいたり、治療したい方は医師による適切な診断を受けましょう。

AGAはできるだけ早く治療を開始する事でより改善が見込めます。初期症状を見逃さないようにしましょう。

初期症状の1つに「男性ホルモンの影響」があります。このホルモンの影響により毛周期が変わり、成長期が短くなってしまう事により、髪の毛がうまく成長できずに細くなったり、成長途中で抜けてしまいます。

発症してすぐに薄毛になってしまう、というわけではなく「髪が細くなる」「抜け毛」「髪の毛にハリが感じられなくなった」などの初期症状が徐々に進行し薄毛になります。この初期症状を気のせいだと放置せず、もしかして…と思ったらすぐに病院や専門のクリニックを受診し、AGAと診断されたなら早めに治療を始める事により、症状の進行を防ぎ、改善の可能性が高まります。日本人の場合、20代の男性の10人に一人、30代~40代と年を重ねるごとに徐々に割合が増え、その症状も顕著になっていきます。

AGAの原因

AGAの具体的な症状について説明してきましたが、いったい何が原因でAGAになってしまうのでしょうか?

よく言われている「家族や家系に薄毛の人がいると自分も薄毛になりやすい」といった遺伝性のほか、その原因について詳しく説明していきたいと思います。

男性ホルモン

AGAの原因には生活習慣、遺伝など様々な要因がありますが、その中でも男性ホルモンの影響が1番大きな影響だと考えられています。AGAの原因となる男性ホルモンは筋肉量を増加させ男性らしい体つきにしたり、体毛を作る、性欲増進させるといった作用があります。そのホルモンは「テストステロン」と呼ばれていますが、このテストステロンは、誰にでも分泌されるものですが、これが直接的に抜け毛を促すものではありません。

このテストステロンは血液を流れ全身に巡っていて、その一部が頭皮にある「5a-リダクタリーゼ」と呼ばれる還元酵素に出会ってしまうと、テストステロンがこの還元酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれるより強い男性ホルモンに変換されます。このジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞の中にある受容体(レセプター)に結びついてしまうと毛母細胞の細胞の自然死を促すシグナル「TGF-β」(トランスフォーミング増殖因子)が出されてしまいます。TGF-βが線維芽細胞増殖因子と呼ばれる「FGF-5」に毛母細胞の細胞の自然死を促すシグナル(脱毛のシグナル)を伝達することで、次に生えてくる髪の毛の為に現在生えている髪の毛に抜けるよ指令を出します。

このシグナルにより、もう周期が退行期へと導かれてしまうことがAGAの直接的な原因と言われています。

つまり、テストステロンがジヒドロテストステロンに還元されてしまうことがAGAの原因なのですが、この男性ホルモンが直接抜け毛に働きかけるわけではなく、脱毛のシグナルを伝達する「TGF-β」を増加させて、「FGF-」が髪の毛が抜けるように指令をだします。

通常男性の場合、2年~7年ほどのヘアサイクル(髪の毛が一定の期間で生え変わる周期)があり、成長期が長く、抜けてしまっても次の髪の毛がすぐに生えてくるのですが、このジヒドロテストステロンの作用によりヘアサイクルが数ヵ月~1年程に短くなってしまい髪の毛が成長しきる前に抜け落ちてしまうので、見た目はうぶ毛のような軟らかい髪の毛が増えてしまいます。

また、髪の毛は生える前の休止期から早期成長期→中期成長期→後期成長期へと移行し成長していくのですが、それがうまくいかずに髪の毛の毛根部分の毛休部が縮んでしまって消失していまう毛包が増え、頭皮にうぶ毛程度の髪の毛も生えてこない状態がだんだんと広がっていきます。このサイクルがAGAの薄毛になるメカニズムです。

生活習慣

髪の毛ももちろん、体の一部なわけですから乱れた食生活や不規則な生活をするとだんだん弱っていってしまいます。見直した生活習慣として

・睡眠の改善

髪も寝ている間に成長すると言われていて、特に髪の毛を成長させるホルモンが分泌させるのは深い眠りに落ちているときだと言われています。夜寝る前にパソコンやスマホのブルーライトにより、脳が興奮したまま寝てしまうと深い睡眠がとれず髪の毛の成長を妨げてしまう可能性があります。睡眠不足を感じている人は、一度睡眠の質と量を見直してみましょう。

・たばこやお酒の量を見直す

過剰な喫煙や飲酒も薄毛の原因になると言われています。適切な飲酒量なら血流が促され血行が良くなるので一概には悪いとは言えませんが、飲酒量が多いと髪の毛を作ったり成長させたりするアミノ酸がアルコールを分解する為に大量に使われてしまいます。

また、たばこに関しては、喫煙は血行を悪くしてしまいますので髪の毛に必須な栄養分が頭皮まできちんと運ばれなくなってしまう可能性があります。

この2つの観点から、髪の毛の成長のためにはアルコールは適度に、たばこはできるだけ吸わない事をおすすめします。

・食事

食生活の乱れも薄毛の原因になります。食事のバランスや時間が不規則にならないようにし、特に、タンパク質・ミネラル・ビタミンを摂取するように心がけましょう。髪の毛の99%はタンパク質であるケラチンで構成されているのでタンパク質の摂取は髪の毛の成長には不可欠です。

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